デイサービスの仕事がきつい、辛いと感じている方へ

デイサービスは、比較的介護度が低い利用者が多いので、介護職初心者の方には勤めやすいと言われています。

でも、他の入所施設とは違った、デイ特有のサービス内容があるため、デイならではの悩みを抱える方も出てきます。

デイサービスの仕事が辛いと感じている方、どうしたらよいか一緒に考えてみましょう。

デイサービスの仕事がきついと感じるのはなぜ?

他の介護施設とデイが大きく違うのは、デイは利用者の生活拠点が家庭であること。

入所施設では、施設が生活の拠点となるので、24時間施設の方針で援助をすればよいですが、デイの場合は、それぞれの家庭の方針に合わせる必要が出てきます。

また、お迎えから送りまでの短い時間に、入浴・食事・レクリエーション・リハビリなど、盛り沢山な支援を行っているのが一般的だと思います。

そのような、デイならではの事情から生まれるお悩みを挙げてみました。

①レクリエーションが苦手…

デイサービスでは欠かせないレクの時間ですが、実は最もお悩みが多いのがこれです。
人前で話すのが苦手な人には、確かに苦痛でしょう。

独特の体育会的なノリが苦手な方も多いようです。

毎日内容を考えるのも、ネタに困る!という声も多いです。

②利用者、家族に気を使う

入所施設では、利用者がそこで生活をされているので、一人の方と接する機会も多く、気安くなりやすいですが、デイでは利用者はお客様ですので、どうしても気を使いますよね。

また、送迎の度に家族とも接します。家と同じように介護してほしいとか、持ち物の細かいチェックなど、家族の要望に応えるにも神経を使います。

③お風呂が大変!

デイの最も大事なサービスが入浴です。

でも、一日に何十人もの方をお風呂に入れるのは、とても大変ですね。

体力は使うし、お風呂場は体調が変わりやすかったりケガをしやすかったりと、気も使います。

たくさんの方を介助していたら、汗だくで自分ものぼせてきそうですよね。

④時間が限られているから忙しい・覚えることが多い

入所施設ならば、多少時間がずれても何とかなりますが、デイの場合は、最後にお家まで送迎しないといけないので、何時までに何をする…というスケジュールが限られてきます。

時間に追われて、満足なサービスができないというお悩みも。

また、曜日によって来る方が代わるので、一人一人の情報を覚えるのも大変です。

⑤送迎がきつい

毎日同じ道を通るなら、覚えやすくさほど神経も使いませんが、デイでは毎日違う利用者を送迎するために、その都度道を覚えなければなりません。

車が通りやすい道ばかりではありませんし、狭い階段を、車椅子を抱えて送迎しなければならないなど、環境も様々です。

送迎の付添人は、利用者の方を向いて後ろ向きになり、常に利用者の体調にも気を配らなければなりません。車酔いする方にはきついですよね。

運転を任された場合も、絶対に事故は起こせませんから、非常に神経を使います。

⑥自分の勉強にならない

デイは、基本自宅で介護されているが多いので、どうしても、介護度が低い方が多いです。

もし、介護技術を身につけたいと思ったら、デイでは物足りないと思う方もいるかもしれません。

⑦お泊りがある…

最近増えている、お泊りデイってご存知でしょうか?

文字通り、デイサービスでお泊りをしてもらうサービスです。

ショートステイと違って、介護保険外のサービスとなります。

自宅での介護負担を減らすためのサービスですが、基準が緩いため、実態は、利用者が劣悪な環境にあるところも。

デイの後にお泊り、翌日またデイなど、勤務環境があまりよくない場合もあります。

デイならではのお悩み、いろいろありますね…。あなたのお悩みもあるでしょうか?

では、このようなお悩みをどう解決したらよいのでしょう?

デイサービスの仕事がきつい、辛いときの乗り切り方

①レクレーションを楽しく乗り切ろう!

人前で話すことが苦手な方だと、前に立つだけですごく緊張してしまい、頭が真っ白になってしまいますよね。

始めは、話すことをしっかり決めておいたり、こっそり台本を書いておいたり、できる準備はしっかり事前にしておくとよいです。

話す時は大きな声で、ゆっくりと丁寧に。利用者の皆さんに、伝わりやすい話し方を心がけましょう。

レクの内容は、あなたの得意なことを取り上げると、自分も楽しいですし、得意ことなら自信を持ってできますよ。

運動が好きな人なら、体操や運動ゲーム、歌が好きな人なら、お年寄り向けの歌を歌うなど。

手先が器用な人なら、手芸や折り紙、絵などはどうでしょう?

特技なんかない…という方は、季節や行事にちなんだ内容だと考えやすいかもしれません。

利用者の皆さんも、一人一人趣味や特技は違うのですから、万人受けはしなくても、一人だけでも楽しいと思って頂けたのなら、成功だと思うくらいの気持ちで、チャレンジしてみて下さい!

お年寄りは、若い方の一生懸命な姿だけでも喜んでくれますよ。

②気遣いはデイに限らず大切!

「利用者や家族に気を遣ってしんどい…入所施設の方が気楽そうだなぁ!」

と思う方もいるかもしれませんが、本来は、どの施設の利用者に対しても、同じように丁寧に接することが大切です。

どんな施設でも通用する丁寧さを身につけるには、デイで働くことは大きな勉強になりますよ。

③入浴介助の負担を減らすには

入浴介助は、介護の中でも一番と言っていいほど体も心も疲れますよね。

利用者の体調も気をつけなければならない場面ですが、あなたの身体にも気をつかってあげて下さい。

可能であれば浴室にペットボトル等持ち込み、水分補給をしっかりとしましょう!

無理なら、介助前後に多めに摂っておきましょう。

介助中は、介護の基本姿勢を必ず守りましょう。

忙しくて面倒になり、無理な体勢をとるのは絶対にNGです!

また、スムーズに大勢の方に入って頂くため、職員同士の連携がとても大切です。

実はこれが一番重要かもしれません。こまめに声を掛け合いましょう。

④効率よく仕事をし、記憶するには?

利用者の皆さんにはゆったりと過ごして頂きたいですが、時間に追われる現実もあります。

少しでも効率よく仕事をするためには、常に少し先を考えて介護を行うことです。

漠然と一人一人を介助するのではなく、例えば、この方はお風呂に長く浸かりたいから早めに入ってもらい、その間に誰々をお連れする…など、

それを、自分の頭の中だけで段取りせず、必ず他の職員に伝えて協力して行うことです。

協力体制がちぐはぐだと、無駄な時間がかかります。

全てを自分の思い通りの段取りにしようと思わず、時には他の方の段取りに合わせる柔軟性も必要です。

また、利用者の情報がなかなか覚えられない時、私は仕事が終わってすぐ、まだ記憶が新しいうちに、メモを残していました。

一人一人の情報カルテはどこの施設にもあるでしょうが、それを眺めているだけでは、読んだ時は覚えているつもりでも、後から忘れてしまうことも多いです。

自分なりのカルテを自分で書くと、記憶が定着しやすいです。

忘れてしまった時も、自分で作っておくと見返すことができて便利ですよ。

⑤送迎のお悩みには

車に酔う方には、送迎は辛いですよね。私も、始めのうちはお迎えに行ったあとは気分が悪くて仕事にならないくらいでした。

でも、1か月ほど頑張れば、車酔いには慣れます。

早く慣れようと思ったら、三半規管を積極的に鍛えることをおすすめします。

ぐるぐる回ってみたり、頭を何度も振ったりしたらフラフラしますよね。

それが、三半規管を鍛えるエクササイズになります。

トランポリンやでんぐり返しも良いそうです。

運転する場合は、疲労していたら事故を起こしやすいので、睡眠不足にならないよう、規則正しい生活や質のよい睡眠を普段から心がけましょう。

道は必ず事前に確かめて。

不安な場合は、同乗の職員にナビをお願いするなど協力してもらいましょう。

くれぐれも、地図を見ながら運転することなどないようにして下さいね。

⑥デイでも勉強になりますよ!

「もっと重度の方の介護をしたい!デイはやりがいがないなぁ…」

と思う方もいるかもしれませんが、今介護は、在宅中心へと大きく舵を切ってます。

今後、在宅でも重度の方が増えるでしょう。

また、入所施設も様々な形態が出てきているため、在宅介護に必要なきめ細かさが、いろいろな施設で必要とされてきます。

在宅介護の現場で今から学んでおけば、今後必ず役に立ちますよ。

⑦お泊りデイ

デイは夜勤がないから選んだのに、どうして…と思う方もいるでしょうか。

お泊りデイは、従来の入所施設より基準が緩いため、それほど夜勤の内容自体はきつくないと思います。

お泊りデイ自体は「在宅介護の辛さを救う」画期的なサービスです。

やりがいは十分だと思います。

利用者の環境があまり良くない場合は、あなたのできる範囲でいいので、丁寧な介護でカバーしてみて下さい。

勤務環境が劣悪な場合は、あなた自身が辛いでしょうし、なかなか変えられるものではないので、勤務体制が整った入所施設や、お泊りがないデイなどへの転職を視野に入れた方がいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

在宅での介護は、今後もっと増えていくはずです。

デイサービスは、在宅介護の利用者にとっても、ご家族にとっても、とても重要な施設であり、今後重要度はもっと高まっていくでしょう。

一人でも多くの方が、デイサービスでやりがいを感じて働き続けられますように!

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