デイサービスのパートを辞めたい、円満に退職するポイントと辞めた後の考え方

デイサービスでは比較的、他のサービス事業所に比べてパートの介護職が多いかもしれません。

それはデイサービスで行われているサービス内容に特徴があるからですが、その特徴によって辞めたくなる方も多いようです。

パート職で辞めたくなってしまう理由とは。

また、円満退職のポイントや良い職場の見つけ方について考えてみたいと思います。

デイサービスのパートを辞めたい理由に多いのは

前述したとおり、デイサービスのパートを辞めたい理由には、デイサービスで行われている介護サービスの特徴が関係しています。

その特徴ごとにご紹介しましょう。

①:入浴介助がキツイから辞めたい

デイサービスに通ってくる利用者の多くは、入浴サービスを受けます。

利用者の居宅介護サービス計画を立てるケアマネージャーは「自宅では入浴することができないので、デイサービスを利用して…」と、ケアプランの中にデイサービスを位置づける場合が多いですよね。

入浴は、だいたいの事業所が午前中に行っています。

例えば、30名がデイサービスを利用していて全員が入浴する場合、浴槽が2つあったとしても片方に15名ずつ、午前中に入浴介助するわけです。

介護が必要な高齢者ですからスイスイと動けるわけではありません。

そのサポートをする入浴介助は大変な業務です。

特に、夏場は蒸し風呂状態の中で介助するため、倒れてしまうスタッフもいるぐらいです。

この入浴介助がネックとなり、辞めたい…と思う方もいるのではないでしょうか?

②:正規職員になりたいから辞めたい

パートで働くということは、雇用期間が限られているか一日の労働時間が短いか、あるいは月の出勤日数が少ないかのいずれかです。

パートの場合、賃金はもちろん時給ですので、働いた時間分だけの給料をもらうことになります。

しかし、前述したとおり、例えば入浴介助という仕事で考えると、パートだろうが正規職員だろうが同じ仕事を行います。

そのため正規職員として働ける可能性があるのだとしたら、年収や待遇が良い正規職員になりたいから…とパートを辞めたくなることもあるでしょう。

④:最初の採用条件を守ってもらえないから辞めたい

事業所では、就業時間や休日数、賃金などが書かれた「雇用契約書」や「労働条件通知書」のような書類を取り交わします。

パートの介護職として働きたい理由の例は前項で述べましたが、最初は、労働者側の状況を理解してくれ希望するままに雇用してくれていたとしても、

そのうち「利用者の午睡が終わるまで残ってもらえないか」というように、段々と労働条件が変わっていくことがあります。

新しい人を雇うというよりも、今いてくれる職員の中で、もう少し時間を伸ばしてもらえれば対応できる…ということが多々あります。

こういった場合に、採用条件が変わっていくのです。

しかし、もともと何かしらの理由があってパートとして働き始めたのですから、事業所側の要求がエスカレートしてくると、辞めたくなることがあります。

デイサービスを退職するまでの流れ

では、デイサービスを退職する時には、どのような流れとなるのでしょうか。

ここで紹介するのはあくまでも一般的な話です。

退職を申し出るまでの期間や方法については、職場の就業規則や内規、あるいは運用規則などに定められているものですので、各事業所の方法に沿って行いましょう。

退職の申し出は30日前までに

一般的には、退職したい日の30日前までには事業所に申し出ます。

ただし入浴介助を専門的に行っていたパートの場合、辞められてしまうと入浴業務自体が回らなくなってしまう可能性があるため、

30日の間に補充要員が見つからなければ、もしかしたら退職の日付を伸ばして欲しい…という相談を事業所より受けるかもしれません。

これに応じるかどうかは、人それぞれです。

ただし、一度退職届で申し出て受理されているのに期日を伸ばす場合、退職届をいったん返してもらい、再度伸ばした日付で退職届を提出しましょう。

退職届は、受理されたままだとその日付が効力をもっています。

ですから書類だけ見れば、退職日以降に労働していた場合、賃金を支払う義務は事業所側にはありません。

なので、必ず最初の届は破棄してもらい、再度提出するようにしましょう。

このようなブラックな事業所が介護業界にあるとは思いたくありませんが、念には念を押して…です。

あとで泣きをみないように、自分にできることは行っておきましょう。

仕事を続けるなら次の職場探しも始めておく

さらに重要な点として、退職後も別の仕事で働く意思があるのなら、当たり前ですが、退職を申し出るまでに次の就職先を内定してもらうようにしましょう。

退職後に動き出す方もいるでしょうが、良い職場がすぐに見つかるとは限りません。

焦ることがないように、求人サイトなどを使って、候補の職場を探し始めておくくらいはやっておいた方が良いですね。

短期間でできるだけ円満に退職するには

基本的に就業規則などに則ったルールの日付で退職するしかありません。

しかし、これも前項で述べましたが有休が残っている場合、残りの有休取得をあきらめるから少し前倒しで退職させてもらえないだろうか…

と相談して応じてくれるのなら、短期間で辞めることができるかもしれません。

これは、事業主と労働者双方の同意があって成り立つイレギュラーな決まりです。

「残りの有休を何がなんでも取得させて欲しい」とお願いするよりも、円満に退職できる場合があります。

円満退職を望むなら、とにかく事業所側とよく話し合うことです。

お互いに妥協できる点を探しましょう。

パートでも働きやすい介護の職場ってどんなところ?

最後に、パートでも働きやすい介護の職場選びのポイントをご紹介します。

色々な理由で今の事業所を辞めたとしても、その後の仕事として再び、介護職を選ぶ人が多くいます。

デイサービスの場合、大規模デイなら中規模デイへ、中規模なら地域密着型デイへと定員の数を減らしていくだけで、忙しさが変わってきます。

そうすれば、辞めた理由によっては不満も解消されるものです。

良い職場には良い職場である理由があります。

次の職場を探すときは、以下のポイントをチェックしてみて下さい。

①管理者、経営者、開設者が介護を理解しており、現場主義を掲げている
②賃金や定休日などの待遇を比べた時に、他の事業所よりも恵まれている
③正規職員とパート職員との違いがハッキリしている
④スタッフが気持ちよく挨拶している
⑤利用者の笑顔が多い
⑥スタッフ同士の連携がよく取れている

このポイントの中のいくつかは、実際に働いてみないと分からないものです。

ただ、こういった点を意識しながら事業所を見学したり、面接の時に見てみると、少しは違った視点でみられるものです。

働き始めてから「しまった…。前の職場の方がよかった」と後悔したくはありませんよね。

まとめ

いかがでしたか?

日本中をみた時に、デイサービス事業所の数は非常にたくさんあります。

セブンイレブンとローソンの国内全店舗数を合わせた数よりもたくさんあるのです。

もちろん、地域によっても違いはありますが、これだけの数があるなら、その中であなたに合った職場も必ず見つけられるはずです。

介護の職場はどこも人材不足が続いています。

前向きな気持ちで仕事に取り組んでいきましょう。

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