いまの職場を退職する予定のある方、必見です!
退職を決めてから、実際に退職するまでには意外とやることが多く、時間も手間もかかります。
しっかりとスケジュールを考えておかないと、退職日までバタバタして周りに迷惑がかかったり、最悪、予定通りの退職が難しくなってしまうかもしれません。
私も退職の経験がありますが、当時は退職日の2ヶ月前から準備をはじめ、スムーズに退職まで進めることができました。
当時の経験から、「退職日までにやらないといけないこと、退職理由の切り出し方、退職届の書き方」など、職場を円満に退職するためのポイントについてご紹介したいと思います。
余裕を持ってスケジュールを組み、きちんと退職手続きをすることで、スッキリとした気持ちで今の職場を去れるように準備していきましょう。
介護の職場を退職するまでのスケジュールとは?
介護の職場を退職するにはどのくらい前から準備が必要となるかご存知ですか?
法律では2週間前までに退職の意思を伝えれば良いとされていますが、それでは手続きや引き継ぎ等に十分な時間が取れません。
バタバタしないためにも、退職日の約2~3ヶ月前をめどに準備を始めていきましょう。
退職を決めてからの流れとしては、
①退職日の決定
②退職届の提出
③有休日数の確認
④業務の引継ぎ
⑤お世話になった方々への挨拶
などとなります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
①退職日の決定
退職の意思を固めたら、まずはその旨を上司に伝えることから始めます。
退職日は自分の希望日を決めた上で、上司に相談しに行きましょう。
すでに次の職が決まっている方なら、それに合わせてスケジュールを決めていくのが良いですね。
②退職届の提出
退職の旨を口頭で伝えたら、次は書面のやり取りとなります。
退職届は会社によっては、指定のフォーマットが用意されていることもあります。
退職を切り出した後に、会社指定の退職届があるか、一度確認しておきましょう。
③有休日数の確認
有給休暇が残っている場合は、退職までに消化していくことを考えましょう。
一般的には、引継ぎを終えてから退職予定日までの間に使い切るケースが多いです。
例えば、有休が1週間分残っている状態で5月末で退職する場合なら、退職日は5月31日ですが、最終勤務日は5月24日として、その間の1週間で有休を使い切ることもできるでしょう。
もちろん、使い切ることがベストですが、残りの日数や引継ぎなどの状況によっては全て消化するのが難しい場合もあります。
有休がたくさん残っている場合は、早めに退職の意思を伝え十分な日数を確保しておきましょう。
④業務の引継ぎ
あなたが職場を離れた後も、混乱が生じないように業務の引継ぎが必要となります。
後任者の方を確認し、時間を取って打ち合わせをしたり、また、口頭の説明だけでは忘れてしまうこともあるので、書面に残しておくのが良いですね。
⑤お世話になった方々への挨拶
最終勤務日には、これまでお世話になった上司や同僚に、感謝とお別れのあいさつをお忘れなく。
挨拶だけでも良いですが、事前にお菓子などを用意しておくとさらに丁寧な印象となります。
また、退職日と言っても、まだ働いている方との温度差には注意しましょう。
介護業界はどこも人手不足の状態が続いているので、あなたが退職することで業務が増えたり、人によっては退職をあまり快く思っていない方もいるかもしれません。
自分はお別れの気分でも相手は通常通り勤務しているので、その辺りの温度差には十分気を遣いましょう。
介護職の退職理由の伝え方
◎退職の切り出しは直属の上司へ
退職を切り出すのは特に緊張する場面です。
退職の話をする上司には、仕事が終わった後などにスムーズに話ができるように、あらかじめ時間を確保しておきましょう。
午前中や昼間など、空いた時間を狙って
「仕事の後にお話ししたいことがあるので、少し時間を取ってもらえますか?」
などと伝えておくと良いでしょう。
仕事が終わった後に、上司の都合の良いタイミングで声をかけてくれるはずです。
◎退職理由はポジティブな理由の方が良い
退職理由は上司に納得してもらえるような理由を考えておきましょう。
例えば、「故郷へ帰ることになった」、「他にやりたい仕事があってそこが決まった」などはよくあるケースですね。
いまの職場を辞めるに至るまでには色々な思いもあるでしょうが、この時点ではまだ退職が決まっていないので、感情的になってはいけません。
実際に退職するまでにはまだ日にちがあるので、職場の悪口を言ったりしては、その後に居づらくなってしまいます…
内に秘めた思いもそこはぐっと飲み込み社会人としての対応を心掛けましょう。
介護職の退職届の書き方
退職届は必ず期日を守り、記入漏れがないようにしましょう。
届け出を出し会社に受理されることで、正式に退職することができます。
会社指定のフォーマットがある場合はそれに従って書きますが、特にない場合は、自分で用意することになります。
<退職届に書く項目>
①退職届
②私事
③退職理由(一身上の都合により~)
④日にち
⑤名前
書いたら一度見直しをして早めに提出しましょう。
もし、書き損じた場合は修正ペンは使用せず、取り消し線を引き訂正印を押してください。
まとめ
昔のような一つの会社で定年まで働くことは難しくなりました。
特に介護職は勤務の大変さから退職する人が後を絶ちません。
退職すること自体は悪いことではありませんが、職場には少なからず迷惑をかけてしまうので、丁寧に進めていきましょう。
また、不満があったとしても、会社とはできるだけ揉めないように退職したほうが良いと思います。
介護業界は人の入れ替わりも多く、どこで繋がりがあるかはわかりません。
いまの職場における”最後の大仕事”だと思って、しっかりと対応していけると良いですね。
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