介護現場の人間関係にストレスを感じている方へ、職場の人とうまくやっていくポイントは

「人」あるところに「ストレス」あり。

これはけして大げさな言葉ではありません。

介護のお仕事は特にストレスが大きい職種です。

体力的にキツイ、厳しい仕事であることに加え、利用者の方々やそのご家族、他の介護職員や看護職員など、多くの「人」と関わる仕事でもあるのです。

「人」と関わることが多いということは、それだけストレスにさらされるリスクが高いということなのです。

目を閉じて、最近のあなたの状態を振り返ってみてください。

「朝おきるのがツライ」
「気がつくとため息ばかり…」
「なんだか、最近疲れがたまっている」

そんな不調を感じていらっしゃいませんか?

もし一つでも思い当たることがあったら…

介護現場に「ストレス」の原因があるかもしれません。

介護現場における人間関係のストレスとは、どのようなタイプのストレスがある?

さまざまな「人」と接する機会が多い介護現場。

それだけストレスが起こるリスクが高いということは述べましたが、具体的に「どこ」でそのストレスが発生するのかみていきましょう。

介護現場における人間関係のストレス①:利用者やその家族との関係

介護は言わずもがな、サービス業です。

あなたは、毎日、高齢の利用者様のおそばに付き添い、お食事や移動のお手伝い、お風呂や排泄の介助と、献身的にサービスを提供されていますね。

そんななか、暴言や暴力が見られる、セクハラをする、協調性がなくワガママである、自分勝手に行動する、といった、対応に苦労を要する利用者様はいらっしゃいませんか?

「お年を召されているから」「病気だから」とアタマで理解はしていても、やはり私たちは人間です。

つい、イライラしたり、笑顔を忘れたり。そんな時間が続くと、ストレスは必然的に溜まっていくでしょう。

さらに、利用者様はそれぞれにご家族もいらっしゃいます。

利用者様への職員の対応を神経質すぎるほど細かくチェックするご家族もいれば、利用者様の様子にまったく関心がなく、非協力的なご家族もいます。

「人」の数だけ「ストレス」あり。

利用者様の数だけ、そして、その背景にご家族様がいるということは、それだけ人間関係のストレス発生のリスクは高まりますね。

介護現場における人間関係のストレス②:年配職員の関係

介護現場は他職種と比較し、少し特殊な点があります。

まずは、女性の割合が非常に多いという点。

そして、40代以上の職員が多いという点。

そんなことから、容易に想像ができると思いますが…

「お局様」

そう言った職場には、「お局様」と言われる介護職員が必ず最低一人はいるものです。

彼女らの特徴としては、

「人の話しを聞かない」
「自分流の介護観を押し付ける」
「お気に入りの職員を贔屓(ひいき)する」

しかし、その反対に、

「自分の考えに従わない職員はイジメる」

ただでさえ、存在そのものが迷惑なのです。

まして、そんな「お局様」から、イジメのターゲットにでもなったら、ストレスどころか本格的に体調を崩す恐れがありますね。

介護現場における人間関係のストレス③:若い世代の職員との関係

日本にTwitterが初上陸したのが2008年。

その後10年の間に、Facebook、LINE、Instagramなど、さまざまなSNSが拡散され、それを苦もなく使いこなす彼、彼女ら。

育った環境、文化がまったく異なると言って過言ではありません。

当然、介護現場にもそういった若い世代の職員はたくさんいます。

彼らの「常識」はわれわれの「非常識」。

またその逆もしかりなのですが、困ったことに仕事に悪影響がある場合が多いです。

「連絡なしの遅刻」、「無断欠勤」、そして「相談もなく、会社を辞める」

志が高く、一生懸命な若い職員の方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、その一方で、自分勝手に行動する理解不能な職員から受けるストレスも確実に存在するのです。

人間関係のストレスから解放されるための3つのヒント

「人」と関わる介護現場は、いつでも、どこでも、だれからでも、ストレスを受ける危険性が高いことはわかっていただけたと思います。

では、どうしたらそのようなストレスから解放されるのでしょうか。

こちらでは、その方法を3つご紹介します。

①苦手な人との付き合い方…同じ土俵でも、立場を変えてみる

苦手な利用者様、苦手な職員はどの職場にも必ず1人や2人いるものです。

いつも怒りっぽい、威張っている、文句ばかり言う…

近寄りにくい理由はさまざまでしょうが、仕事ですから関わらない訳にはいけません。

それでしたら、考え方を少し変えてみるのはいかがでしょう。

苦手な人と同じ土俵で関わってしまうから、イラっとする、ツラくなるのです。

少し目線を変える。

土俵なら、力士でありつつも、行司としてみてみる。

つまり客観的に物事をみる習慣をつけるということです。

人間の起こすアクションや発する言葉には、家族や近所づきあいでのトラブル、借金や健康の悩みなど、プライベートな問題が大きく影響を与えます。

苦手な相手が、その瞬間発する言葉だけにとらわれるのではなく、スケールを大きくひき、その背景まで観察してみましょう。

相手がどのような気持ちで、そのような行動をとるのか、話しをするのか、審判的立場から考えてみることをおススメします。

感情ではなく、理論的に相手の言動を理解できるようになると、無駄にストレスを感じることは少なくなるでしょう。

②苦手な人…それは自分にないものを持っている人

人は自分と似ている人に好意をもつことが心理学的にわかっています。

性格、ファッションやメイク、趣味やよくみるテレビ番組などが似ていると友だちになりやすいですね。

似た者どうしが友だちになれば、共通の話題や思い出が増えるのでさらに好意が深まるのは至極当然のことであります。

しかし、苦手な人はどうでしょう。

想像してみてください。

おそらく、苦手な人はあなたとは性格も異なり、かけ離れた趣味やファッション、生活パターンを持っているはずです。

そこで、「苦手だから付き合いたくない人」ではなく、「自分にないものを持っている人」と考え方を変えてみましょう。

もしかしたら、「苦手=自分にないものを持っている人」はあなたの興味を新たに刺激する経験をしている方かもしれません。

また、意外にも共通の趣味が発見されて、あなたと「似た者どうし」であることがわかるかもしれません。

ほんの少しだけでいいのです。

考え方を変えてみるだけで、人との付き合いはストレスではなく楽しさへと転換される可能性もあるのです。

③それでもダメなら、思い切って

過度なストレス状態は環境にうまく適応できでいない状態でもあります。

あなたが現在の介護現場で、人間関係において努力し、工夫もしたけれど、もう打つ手なし、ストレスは溜まる一方、心身ともにボロボロ。

そんな憔悴(しょうすい)しきった毎日を送っているのであれば…

お仕事をリセットしてみるのも方法です。

あなたの時間は無限ではありません。

有限で、かけがえのないものなのです。

本格的に病気になってしまってからでは遅いのです。

ゆっくり休み、心とカラダを十分に癒したら、気分を換え、次へ向けて行動しましょう。

まとめ

さまざまな人が集まる介護現場ですから、人間関係において多少ならずストレスを受けることは不可避であるようです。

けれど、ストレスと上手く向き合う、ストレスを楽しさに換える、など工夫を行う余地はまだまだあります。

また、転職も視野に入れながら、過度にがんばらない、無理をしないことも病気にならないためには必要なことです。

あなたが介護のお仕事で、楽しく生き生きとお仕事できることをお祈りしています!

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