パート・アルバイトで介護職に就きたい方へ、志望動機を作成するときのポイントは

介護職にも、パートやアルバイトとして働ける職場はあります。

というより、「国が定める基準において、介護の正職員を採用しなければいけない人数はサービスや規模ごとに決まっているため、

その基準を守りさえすれば、あとはできるだけパートやアルバイトの方が事業所的には良い」というのが事業所側の本音です。

なぜなら、その方が人件費がかからないから。

ですから、パートやアルバイトで介護職に就きたい人にとっては好都合だといえます。

しかし、だからといって事業所側も、誰でも良いわけではありません。

しかも、どうせ就職するなら時給や待遇など少しでも良い事業所に勤めたいものですが、そういった事業所はやはり他の事業所に比べ、採用基準も高いものです。

では、パートやアルバイトの介護職で少しでも待遇や良い事業所へ就職したい場合、志望動機をどのように作成すれば良いのでしょうか。

パート・アルバイトの人は何をアピールしながら志望動機を書くべきか?

志望動機とは“その会社、その企業にどうしても就職したいのでわたしを採用してください!”という求職者の想いを、採用側が判断する基準となるものです。

もちろん、最終的には面接を行って判断することが一般的ですが、その面接をしようかどうしようか人選する際に、志望動機が特に見られています。

だからこそしっかりとアピールしたいものですが、何をどうやってアピールすれば良いのでしょうか。

ポイント①:「与えられた仕事はきちんとやり遂げる」という意志を表す

これは、介護職に就きたい人に限られたものではありません。

しかし、パートやアルバイトになると、途端に責任逃れをしようとする人がいます。

「わたしは、たかがパート(アルバイト)だから…」と、正社員とは責任が違うということを暗に言おうとするわけです。

しかし、採用する側としてはそれでは困ります。

もちろん、正規職員と同じだけの仕事を割り振るというわけではありません。

しかし、「課せられた仕事についてはきちんとやりとげる」という強い意志が志望動機から読み取れないと、面接にまで踏み込めないものなのです。

ポイント②:なぜ、数ある職種の中から介護職を選んだのか?

パートやアルバイトの仕事は、時給や待遇を絞らなければたくさんあるものです。

その中で、「なぜ介護職を選んだのか?」という理由が、志望動機から読み取れることが重要です。

これには、特別な理由は必要ありません。

今まで、一般的に多かったのが「家で祖父母を介護している親をみていて」とか「人の役に立つ仕事がしたいと思って」という理由でした。

しかし、最近は自宅で親が介護をしているケースは少ないですし、人の役に立つというのも少し曖昧です。

ですから、もう少しアレンジしてみた方が良いと思います。

例えば「ケガの後遺症などが残り、介護が必要になってしまった方の日常生活を支えたい」という様に書くと、より具体的に動機が伝わります。

ポイント③:なぜ正社員ではなくパートやアルバイトなのか?

今の世の中は、そこまで正社員にこだわる人は少なくなっているかもしれませんが、

それでも「なぜ正社員で働かずにパートやアルバイトなのか」という動機が伝わると、採用する方でも安心するものです。

例えば、子育て中のお母さんなら「子どもが家に帰ってきた時には、迎えてあげたい」というのも立派な理由です。

主夫の場合、男性でも今はこれが通用します。

配偶者がいてしっかり働いているのであれば、仕事よりもプライベートを大切にする姿勢を問う人はあまりいないでしょう。

ただ、配偶者がいないのにパートやアルバイトで働きたい、というような場合には、その理由が注目されます。

離婚したのであれば慰謝料が入ってくるのかもしれませんし、親と一緒に暮らしていて手伝わなければならないことがあるから…という理由かもしれません。

いずれにしても、面接の時に聞かれたらそれなりに答えた方が良いことですし、

採用担当者は基本的に守秘義務がありますから皆に情報が漏れていくことも考えにくいので、伝えられるなら伝えておきましょう。

志望動機を書くときにやってはいけないNGポイントとは

では、パートやアルバイトで介護職に就きたい人が、志望動機に書いてはいけないNGワードやNGポイントはあるのでしょうか。

NGな志望動機①:時間どおりに帰りたいから

志望動機の3つ目の項目では、パートやアルバイトを選択した理由を記すことを紹介しました。

その際、子育て中の方は「子どもが帰ってきた時に家で迎えてあげたい」と書くことは立派な理由だ…と述べましたね。

現実的には「時間通りに帰る」と中身は変わらないとしても、この書き方はお勧めできません。

意図していることは同じでも、応募するときは伝え方を考えないといけません。

介護職は、その日一日の介護記録を書かなければならなかったり利用者への対応をしていたりすると、時間どおりに終業できないことがあります。

その点、パートやアルバイトなら、正規職員に任せて先に帰ることができる事業所もあるでしょう。

しかし、それを前提に勤めるというのは、採用する側からすると「ちょっと難あり…」と思ってしまいます。

「残業はしたくない」と思っていても、それを応募の理由として伝えてしまうのはNGです。

NGな志望動機②:時給や待遇が、他の事業所と比べて良かったから

これも確かに現実的には、その事業所を選択した理由なのかもしれません。

志望動機には前向きな理由を述べておくべきですが、「お金」の部分を全面に出してしまうと良い印象を与えません。

志望動機に書くのではなく、面接の時に話をする程度にしておいた方が良いでしょう。

パート・アルバイトの介護職、志望動機の例文×3

では、介護職のパートやアルバイトを志望する場合、動機はどのように書けば良いのでしょうか。3つの例文を挙げてみます。

①子育てをしながら介護の仕事にチャレンジしたい

結婚する前から、介護の仕事がしてみたいと思っていました。

なぜなら、麻痺などの障がいをもってしまい生活しにくくなってしまった方が、自分が支えることで少しでも自分らしく生活してもらえるようになることを仕事にできるのは、本当にやりがいがあると思ったからです。

結婚し、子どもができて前の仕事を辞めましたが、保育園(学校)に行き始めたので仕事を始めようと思った時に、思い浮かんだのは介護の仕事でした。

子どもが家に帰ってきた時には「お帰り!」と迎えてあげたいので、パート(アルバイト)での雇用を希望しますが、仕事自体は手を抜くことなく真剣にやりとげたいと決意しています。(279文字)

 

②:フルタイムの介護職からパートタイムの介護職として復帰

以前は、正規職員で介護職として働いていて、とにかくなんでも頑張ろう!と躍起になっていました。

しかしそれが行き過ぎてしまい、なんでも自分でやらなければ気が済まなくなり、周りとの調和がとれなくなって退職しました。

しばらくはフルタイムで働くことを休み、介護職から離れパートで働きながら身体的・精神的に少し休養をとっていました。

だいぶ落ち着いてきたため、しっかり働こうと思った時、やっぱり介護の仕事が好きだということを改めて感じました。

利用者様の生活を、人生を支えながら一緒に歩んでいきたいのです。

もちろん、今度は同じ轍を踏まないように十分注意しようと思っていますが、最初から正規職員として働き始めるよりも、まずはパートとして働きながら自分がきちんと調整できるか様子をみたいのです。

その間に、わたしの働きぶりや性格などをみてもらって、そのまま貴施設で働けるかどうかを判断していただければ幸いです。(394文字)

 

③:元気なお年寄りを見て興味を持った

介護の仕事は、未経験です。

しかし、近所にもデイサービスへ通っているおじいさん達がいて、とても笑顔で帰ってくるのを見かけました。

介護が必要になったとして、自分なら気分が沈んでしまい家から出たくなくなるかもしれません。

それでも、あのおじいさん達のように「また行きたい。行って良かった。」と感じてもらうことができる介護の仕事とは、どのようなものなのだろう…と興味を持ちました。

未経験のためパートとして応募しますが、与えられた仕事は誠実に行うことは、以前の職場でも評価してもらっていました。

よろしくお願い致します。

 

まとめ

いかがでしたか?

介護職不足とはいえ、事業所側も、少しでも良い人材を確保しようと必死です。

でも、それは求職者も同じこと。

パートやアルバイトで介護職に就きたい方は、この記事を参考にしていただき、少しでも良い条件で採用してくれる事業所に受かりますように。

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