サ高住を辞めたいと思ったら。次の就職先や求人の探し方とは?

サ高住、つまり「サービス付き高齢者向け住宅」は、平成24年度に創設された比較的新しい介護保険サービスです。

歴史が浅い分、新たにスタートさせるメリットもありますが、

逆に手探りのように事業を開始する事業主もいるため「こんなつもりじゃなかったのに…」と働き始めてから後悔することも…

では、サ高住を辞めたいと思った時には、どんな選択肢があるのか、また辞めて次の職場を探す場合に失敗しないコツについて考えていきたいと思います。

サ高住を辞めたい理由に多いのは?

それではまず、サ高住を辞めたい理由として、多く聞かれることからご紹介します。

①職場の人間関係に悩まされている

サ高住は、基本的には外部の訪問系事業所から訪問介護が、あるいは訪問看護が介護・看護サービスの提供に入ります。

そのため、サ高住というサービス自体で、大勢のスタッフを抱えているわけではなく、日中に生活相談にのれる常駐スタッフが1~2名いる程度です。

しかし、少数だからこそ人間関係が難しい場合があります。

というのも、もしも誰かと微妙な関係になってしまった場合に、他の気の合うスタッフに相談するなど逃げる場所がないからです。

またサ高住の管理運営者は、だいたいが他の介護系サービスや医療系サービス事業所を展開しています。

そのため、サ高住自体のサービス運営にはあまり興味がありません。

ということは、色々な不安や不満があったとしても親身になって対応してもらえないかもしれないのです。

前述したように、サ高住というサービスを「訪問介護」も含めて考えるとしたら、訪問介護事業所には多くのスタッフがいます。

十人いれば、性格も十人十色。一度うまくいかなくなると、なかなか改善できないものです。

②やりがいがなくて悩まされている

要介護高齢者のケアをがっつりと行うために介護の世界に入った人にとっては、サ高住は少し、やりがいに欠けるものです。

前述したとおり、入居者の生活相談にのる相談員は、基本的には身体介護を行いません。

それは訪問介護事業所に任せます。

そのため、サービス付きの有料老人ホームのような感覚でサ高住に勤めた場合には、やりがいがなくて悩まされることがあるのです。

③ケアの質の低さに悩まされている

実際に、サ高住の入居者に介護を行う訪問介護事業所を対象とすれば、ケアの質の低さに悩んでいる人も多くいます。

通常の訪問介護事業所なら、地域の高齢者の自宅へどんどん出かけていきますので、ニーズに合ったサービスをしようと切磋琢磨していくものです。

この点、サ高住の場合にはマンションのような集合住宅の入居者にサービスに入りますから、外部社会とあまり接点がありません。

つまり、あまり利用者本位のケアを行っていなくてもとがめられることがないため、ケアの質も自然と低下していってしまうのです。

サ高住を辞めたい!と思ったときの選択肢とは?

悩みがピークに達し「もう今の職場を辞めるしかない!」と思ったときには、どんな選択肢があるのでしょうか。

①職場内で辞めたい問題の解決を図ってみる

転職は、自分にとっても事業所にとっても大きな負担となります。

よほど良い転職先を見つけない限りは、単にストレスが増えるだけになるかもしれません。

そのため辞めたいと思った時には、まず今の職場で解決のためにできることがないか考えてみましょう。

誰かとウマが合わなくなっているのだとしたら、勇気をもって相手と話をしてみるのも良いかもしれません。

その際、決して相手を攻撃してしまうような会話をしてはいけません。

もちろん、そうする前に直属の上司や、信頼できる同僚に相談してみることができます。

そして、相手が同意してくれるなら、そのような第三者がいる席で、解決できないかを話し合ってみるのも有益です。

②他のサ高住へと移ってみる

解決するために頑張ってみても、最終的には何も変わらなかった…ということは多々あります。

その場合には、他のサ高住への転職を考えても良いでしょう。

人間、今まで生きてきた自分の生き方や性格を変えるには、時間と忍耐が求められます。

また悩みの原因が事業所の管理者や経営者だった場合には、いちスタッフがいくら意見を述べても、鼻にもかけてもらえないかもしれません。

③サ高住以外のタイプの職場を探してみる

特に悩みのところで「やりがいがない」というのに当てはまる人は、この解決方法も良いでしょう。

それは、特養やデイサービス、グループホームなどサ高住とは違うタイプの施設へ移ってみる方法です。

特養やグループホームであれば、基本的にそこは「終の棲家」と呼ばれるほど、自宅の代わりの居場所となります。

一人ひとりの生活を支えながら、その人の最期を看取るようなケアまで行えるのです。

この仕事に、大きなやりがいを感じる人は大勢います。

また日帰りのデイサービスのような施設では、元気の良さや明瞭さがウリです。

サ高住、特養など入居系サービスとは全く違う雰囲気となります。

職場選びで失敗しないために。次の職場を探すときのポイントは

今の職場を辞めて新しく職場を探す場合、失敗しないポイントはあるのでしょうか。

①介護の求人サイトを使って幅広く情報収集をする

辞める原因が、賃金や休日数などの待遇面だったとしたら、介護の求人サイトを活用すれば、自分が暮らす地域の色々なサービス事業所の情報を見比べることができます。

特に勤務形態、休日数、休暇取得の有無や福利厚生まで情報収集できるサイトがありますので、便利です。

②施設見学に行って中の雰囲気をよく確認する

百聞は一見に如かず。いくら求人票や求人サイトの情報と向き合っていても、その施設の実際の特徴はみえてきません。

また書類上ではいくら待遇が良くてもそれは体裁上だけであって、実情が違うこともちらほら聞かれます。

この場合、施設見学に行けば雰囲気を体感することができます。

働くスタッフの笑顔や表情、格好や仕草などは、事業所の運営方針への個々の想いと直結するのです。

そうすれば「いざ入ってみたら全然違った…」という過ちを繰り返すことができるでしょう。

③介護業界で働く人の評判を調べてみる

介護業界にいると、他の施設の噂がよく聞こえてきます。

それは、一人の利用者が、色々な事業所を利用していることなどがあるからです。

その方が、実際に利用して感じた感想には、重みがあります。

良い噂ほど広がりにくく、悪い噂はあっという間に広がります。

それも、尾びれをつけて。

しかし「火のないところに煙はたたない」とはよく言ったもので、何も問題がない事業所の噂は、悪い噂も広がりません。

ですから、自分が行ってみたい施設の評判を気にしてみましょう。

研修会などで聞くこともできれば、その施設を実際に利用している近所の方などに聞いてみることも良いですね!

まとめ

サ高住は、比較的新しい介護保険サービスがゆえに、辞めたくなるような状況は色々考えられます。

どんな理由があっても、退職を決意するということは大きな決断です。

そして決意したなら、次は絶対に失敗したくありませんよね。

選択肢は色々ですが、後悔のないようにしっかりと準備をしていけると良いですね。

住んでいる地域の求人チェックしていますか?

介護は人手不足と言われる今、介護職の求人情報は毎日更新されています。

給与や福利厚生、働き方などは職場によっても様々です。同じ地域であっても、雇用条件が大きく変わってくることも!

すぐに転職する予定がなくても、住んでいる地域で良い求人が見つかったときに、知らせてもらえる環境は整えておきましょう!

希望の求人が見つかったときだけチェックしたい!

という場合は、介護の専門求人サイトの「ジョブメドレー」がおススメです。

「勤務地、年収、働き方」などの希望条件を設定しておくと、週1~隔週のペースで条件に合った求人を知らせてくれます。


今すぐ転職する気はないので、電話やメールがたくさん来ないのが気楽で気に入っています。

転職したくても、好待遇の職場はなかなか見つかりません!

良い求人が出たときはすぐにチェックしておけると良いですね!

 

 

住んでいる地域の求人をチェックする

 

関連記事

グループホームを辞めたいと思ったら。次の就職先や求人の探し方とは?

グループホームの仕事がきつい辛いと感じている方へのアドバイス

介護職員の目線から見た!特養とグループホームってどう違うの?施設の特徴や働き方、...

介護老人保健施設ってどんなところ?介護の仕事内容や給料・待遇は?

デイサービスで働きたい介護職の方へ、志望動機のポイントと例文

地域包括支援センターを辞めたいと思ったら。次の就職先や求人の探し方とは?