介護職にはサービス残業が多い?残業代が出ないときの対処法

介護の仕事に就いている人なら、一度は「このサービス残業、なんとかならないのかな…。」と悩んだことがあるかもしれません。

どの仕事にも残業はあると思いますし、少しであればサービス残業も仕方ないか…とあきらめることができるかもしれません。

しかし日常的にサービス残業が生じてくると、そうはいきません。

では介護職はどのぐらい残業していて、そのうちサービス残業になるのはどのぐらいなのでしょうか。

またサービス残業は法律違反なので請求できるのか、そしてあまりにもサービス残業が多い時にはどのように対処したらよいのか、という点をご紹介しましょう。

介護職は平均でどのくらい残業している?サービス残業はどのくらいある?

介護職の残業は、サービス種類によって異なることが多いものです。

例えば入居系の特別養護老人ホームや介護老人保健施設、あるいはグループホームなどと、通所系のデイサービスやデイケアなどでは、残業量に違いが出てきます。

介護記録や会議葉サービス残業の原因になりやすい?

介護職の残業が多くなる主な理由として「介護記録」を書かなければならないことが挙げられます。

もちろん介護職員会議や担当者会議、そして施設全体会議、あるいは感染症対策など各種委員会の会議など様々な会議があり、

いくつもの会に所属しなければならない職種もあるため、会議としての残業が多いのも事実です。

しかし、確実ではありませんがだいたいの事業所が会議は残業扱いとなるものです。

多くの人が出席しているのと、時間が区切られているため、残業としての扱いがしやすいということも影響しています。

介護記録とは、入居施設であれば入居者の、通所施設であれば利用者の、その日一日の様子を記録するものです。

病院であれば、病気の治療に関することを記録していけば良いのですが、介護施設は「生活の記録」です。

どんな会話をしたのか、その時の反応はどうだったのか、他の利用者とどんな風に過ごしていたのか、など、記録する範囲は多岐にわたります。

しかも、その日に自分が担当したすべての利用者の記録を書く必要があるのです。

サービス残業した部分の残業代って請求できる?

そもそも、残業というのは15分単位から請求できる労働者の権利であり、事業所側としては、通常の勤務時間を超えて仕事をさせたのであれば賃金を支払わなければなりません。

ですから、請求できるも何も「請求しなければ」ならないのが法律の考え方です。

しかし残業の基本的な考え方は、事前に職場長や管理者の許可を得ておくこと、となっています。

つまり、残業することが分かっているなら事前に申請する必要がある、ということです。

会議などは、あらかじめ決まっているのでそれが可能です。

しかし、日々の介護記録や事故対応などになると、利用者の状態やスタッフの状況に応じて突発的に起こるものですから、事前の申請などできません。

そのため、残業申請をあきらめてしまう場合があるのです。

また、事業所全体として「サービス残業は当たり前」という風土が根付いている施設もあります。この場合、職場長や諸先輩方が残業申請をしないのですから、自分だけ申請するわけにはいかなくなるのです。

また、日ごろから記録を書くのが遅くてなかなか勤務内に仕事を終えられない人の場合には、まずは時間どおりに仕事を終えられるように指導することが重要だといわれています。

そのため、事業所側からこれを言われてしまうと、残業申請ができないものです。

サービス残業が多いときの対処方法とは

前述したように、労働者側にもできるだけ残業しないよう工夫が求められる、ということもあるのですが、そうはいってもサービス残業が多い時には何か対処方法がないのでしょうか。

まず、一人で悩まず同僚や職長に相談してみましょう。

何か良いアドバイスをくれるかもしれません。

そして業務内容を見直す必要があります。少しでも残業しなくて済むように、今まで慣例となってきた業務内容であっても、

何か改善することはできないか、減らすことはできないか、やることを割り振って分担することはできないかなどを検討してみるのです。

厚生労働省も、介護職員等が残業しなければならない状況を少しでも減らし、介護人材を確保しようと、

記録などの業務負担を改善する取り組みをするように、都道府県をとおして介護事業所へ通達しています。

また職長に相談した際、自分の仕事方法に何か改善点があるのかも聞いてみて、アドバイスしてくれたら改善するように取り組みましょう。

職長に相談した際、自分の問題というよりも事業所の運営方法に問題があるのであれば、耐えられなくなっていることを伝えておいた方が良いです。

職長が「ここはずっとそういうやり方だから、改善は難しい。」とあきらめようとするのであれば、正直いって改善は難しいものです。

少しでもサービス残業がない他の介護事業所を探すとか、他の業種に転職した方が良いかもしれません。

しかし職長が管理者や上司に掛け合ってくれるのであれば、同じようにサービス残業で悩んでいる同僚と一緒に声を上げ、改善してくれるように活動することもできるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。介護職にサービス残業が多い理由や、残業代が出ない時の対処方法についてご紹介してきました。

個人的な理由があるにしても事業所の問題であったとしても、サービス残業を続けていくと、身体的にも精神的にも疲れてきて長続きしません。

それどころか、精神的に病んでしまう場合もあります。

この記事にある点を考慮して、出来る限りサービス残業をしないように工夫していきましょう。

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