介護職だけど職場の人間関係がひどくて辞めたい、、、そんなときはどうする?

今は国を挙げて「介護人材不足の解消」に取り組んでいる状況ですが、実際に介護職として働いていると、職場のひどい人間関係が原因で辞めたくなる人も多いのではないでしょうか。

介護現場で働いたことがある人ならお解りでしょうが、介護業界は「井の中の蛙」のようです。

他の産業では絶対に許されないようなことが、まかり通っているのが現状なのです。

この記事では、介護の現状に直面し、職場の人間関係のひどさが原因で辞めたくなった場合にどうすれば良いか、ということにスポットライトを当てます。

介護の退職理由の中でも人間関係が原因となっている方は多い

介護人材不足といっても大きく分けて2つの理由が挙げられます。

1つは、介護職にこれからなろうという人が少ないことです。

そしてもう1つは、介護職になろうと思って勉強し資格も取得して就職したのに、介護の現実に直面して辞めてしまう人が多い、ということなのです。

介護労働安定センターが実施した平成28年度の統計によれば、介護職を辞めたことがある人のうち、

一番多い理由が「職場の人間関係に問題がある」となっていて、辞めた人の約4分の1にあたる25%弱の人が回答しています。

逆に、なぜ介護職に就こうと思ったのかという理由に関して一番多いのが「働きがいのある職場だと思ったから」なのです。

つまり辞めていった人の中には、働きがいのある職場だと思って介護職として就職したのに、現実があまりにもひどく、

特に人間関係が悪すぎるため仕事を続けられなくなった、という人が最も多いのです。

介護職で人間関係が原因で辞める人って、職場でどんな状況になっているの?

「人間関係がひどい」と言っても、いったいどのぐらいひどいのでしょうか。

そして、辞めたくなる人といのは、その職場でどんな状況におかれているのでしょうか。

まず、介護現場ではモラハラが当たり前に行われています。

気に入らない職員から挨拶されても無視。

その職員が、ちょっとでも失敗したのなら、わざと聞こえるように「ちょっとあれ、見てよ~。だから言ったじゃないね~。」と他スタッフ同士で嘲笑することが当たり前。

もちろん、陰口は日常茶飯事です。

特にこのターゲットになりやすいのが、新任職員です。

というのも、介護の世界があまりにも閉鎖的で、人権やモラルなんて関係なく「ケア」ではなく「業務」が行われてきた結果、きちんとしたケアを勉強して介護に希望を抱いている新卒などは、邪魔でしかないからです。

「自分達がやりたいように行ってきた流れ作業的な「業務」を、正論を唱えて邪魔をするヤツがあらわれた…」そんな感じでしょうか。

ですから、人権や権利擁護、ボディメカニクスや最新の介護技術を学んできた職員が、今までと違った介護をしようとすると全力で阻止するのです。

しかも、上司となる人は年功序列。

決して、利用者本位の介護ができて上司から信頼され、部下をまとめることができるカリスマ性のある人材ではなく、おばちゃん達に都合がよくて上司にゴマをすれる人材なのです。

これでは、正しい介護をしようとしている職員を守ることすらできません。

おばちゃん達から責められ、無視され、ひどい扱いの受けている職員に、個人的に近づいて「大変だったね。大丈夫?」と声を掛けたとしても、解決する気はさらさらないのです。

いや、解決したくてもその方法が分からないのです…

しかしもともと「やりがいがある」と信じて入った業界ですから、最初のうちは社会勉強の一つだと思ってくれているのか、忍耐して働いてくれます。

しかし「忍耐」がただの「我慢」となった時、これ以上ここに居ても仕方ないな…とあきらめてしまうことになります。

また、上司が感情のままに怒鳴るパハワラも日常茶飯事に行われている事業所もあるのです。

もちろん、ここに挙げた事例が全ての介護事業所に当てはまるわけではありません。

職員が一丸となって一生懸命ケアを行っている施設もあります。

しかし、だいたい介護職が抱えている悩みを聞いてみると、背景に、こういう「諸先輩がた」がいるのです。

これから挽回、いまの職場で状況を改善していくには?

できれば今の職場で、問題となっていることを改善し、状況を挽回していくことが望ましいといえます。

では、具体的にどのように改善することができるのでしょうか?

①関係の悪い相手と直接話をしてみる

まず初めに、関係が悪くなっている人と直接話してみることができます。

これは、人間関係改善のための原則です。

というのも、間に誰かが入るとややこしいことに発展しがちです。

それは、入った人の感情が関係してくるからです。

改善関係においてものすごくキャリアを積んでいる人なら良いのでしょうが、なかなかそういう人材はいません。

②上司への相談を試みる

相手と直接話をして改善しなかったら、やはり次は直属の上司となります。

上司でなんとかできなければ、最終的には施設長や管理者となりますが、おそらくそこまでいってしまうと、挽回や改善は難しいでしょう。

③信頼できる相手に相談してみる

そして一番大切なこととして、常に信頼し相談できる人を一人、つくっておきましょう。

これは同じ事業所内ではなくても、古くからの親友でも構いません。

そうすることで、精神的に追い詰められることをある程度防げます。

人間関係の改善が見込めないなら無理はしない、働きやすい職場を探してみて

挽回や改善が難しいと思ったら、精神的に病んでしまう前にその職場を退職して、もっと働きやすい職場を探した方が良いでしょう。

まずは職場内での改善を図りたいところですが、それは頑張れる要素がまだ残っている場合の話です。

どうあがいても無理!という状況だって、必ずあります。

特に「人間関係のひどさ」を改善するためには、お互いが変化する必要もあります。

ですから、いくら自分が変化しようとしても相手が応じなければ、空回りしてしまうのです。

また、この問題を解決するためにはその人の性格や考え方を変える必要もあるかもしれません。

よく「性格は変えられない」と言われますが、どちらかといえば性格は変えられる可能性があります。変えられないのは「気質・性質」です。

性格は、育てられ方や育ち方、生きてき方で形成されていきますが、性質(気質)はもって生まれたものがあります。

人と接する時に何かと攻撃的…という人の場合、その人の気質(気性、ともいいますね)自体が激しいのかもしれません。その場合、改善してもらうのは困難かも。

ですから、決して無理をしないようにしましょう!

あなたの人生は、今の職場だけで終わるわけではないのですから。

人間関係の良い職場を見極めるときに注意したいこととは

退職までするのですから、次の職場は少しでも人間関係の良い職場を選びたいものですよね。

それを見極めるポイントはあるのでしょうか。

介護事業所の評判は、利用している利用者やそのご家族の口コミが大きく影響します。

・きちんと挨拶ができて、礼儀正しい
・元気が良い
・親切なスタッフが多い
・身だしなみが整っている
・社員教育が行き届いている

というような評判が多ければ、指導体制がしっかりしていると想像できます。

そういう事業所は人間関係でトラブルが起きた時、そのまま放っておかずに、解決に向かって組織ぐるみで取り組んでくれる傾向があります。

できれば施設見学をさせてもらうと、職場の雰囲気を実際に感じることができるのでお勧めです。

さらに、利用している人たちからしてみると、あまり悪い評判は広めにくいという想いがあります。

家族が世話になっているので、もしも不当なことをされてしまったらどうしよう…と考えるのです。

これ自体が、悲しいことなのですが。

ですから悪い評判というのは広がりにくく、むしろ良い評判があまり聞かれなければ「何か問題があるのかも…」と思っても良いでしょう。

また、介護業界は狭い世界なので、他の事業所の噂が色々入ってくるかもしれません。

噂が多い事業所は、やはり何かしらの問題を抱えているかもしれない…と考えられます。

まとめ

いかがでしたか?

介護職は要介護者の生活、人生を支えることができるので、本当にやりがいのある仕事です。

しかしその分、自分の思いどおりに身体を動かすことができない高齢者の感情に直に触れていきますから、ストレスもたまりやすい仕事なのです。

ですから、職場の人間関係で余計なストレスを抱えたくありません。

「辞める」ということは、逃げではありません!

自分を守るための手段の一つでもあるのです。

人間関係が原因で辞めたいときは、決して無理はし過ぎず、他の選択肢もあるということは押さえておいてください。

住んでいる地域の求人チェックしていますか?

介護は人手不足と言われる今、介護職の求人情報は毎日更新されています。

給与や福利厚生、働き方などは職場によっても様々です。同じ地域であっても、雇用条件が大きく変わってくることも!

すぐに転職する予定がなくても、住んでいる地域で良い求人が見つかったときに、知らせてもらえる環境は整えておきましょう!

希望の求人が見つかったときだけチェックしたい!

という場合は、介護の専門求人サイトの「ジョブメドレー」がおススメです。

「勤務地、年収、働き方」などの希望条件を設定しておくと、週1~隔週のペースで条件に合った求人を知らせてくれます。


今すぐ転職する気はないので、電話やメールがたくさん来ないのが気楽で気に入っています。

転職したくても、好待遇の職場はなかなか見つかりません!

良い求人が出たときはすぐにチェックしておけると良いですね!

 

 

住んでいる地域の求人をチェックする

 

関連記事

介護職にはサービス残業が多い?残業代が出ないときの対処法

介護の夜勤が怖い…そんな時の対処法は?

介護職を試用期間でクビになった、、、考えられる理由とは?

訪問介護で家族からクレームを受けてしまったときの対処法とは?

初めての介護職に不安を感じている方へ、未経験の方が良いスタートを切るために大切な...

介護の職場の人間関係が最悪で辞めたい…そんなときの対処方法とは?