新人介護士だけど仕事をもう辞めたいと思っている方へのアドバイス

介護職を志す人の中には「人の役に立ちたい」「人と接する事が大好き」「ご利用者様の笑顔見たい」など様々な理由があると思いますが、実際に就職してて働き出したら

「こんなはずじゃなかった」
「体力的に精神的に辛い」
「仕事量が多くて覚えらない」
「ご利用者様とコミュニケーションが取れない」

など、就職して一か月も経たないうちに退職を考えてしまう人もいます。

このような悩みを持つ方はあなただけではありません。

10年以上勤めるベテラン介護士も、同じように新人の時は悩んだり迷ったりしていました。

「働き始めてすぐに辞めたい」と思っている方は、こんな考え方もあるんだと思って、少しでも気持ちが軽くなってもらえたら幸いです。

新人介護士が仕事を辞めたくなってしまう3つの原因とは?

辞めたい原因①「職場の人間関係に悩む」

介護の現場では高校を卒業してすぐの10代から、お孫さんのいる60代の方まで、様々な年齢や職歴の方が働いていますよね。

仕事に対する思いも様々で、介護の仕事に就くのが夢だった方から生活のためには働いてる方まで、そうなると仕事に対するモチベーションもそれぞれ変わってきます。

新人の頃にはスーパーバイザーとして先輩介護士が指導係として付いてくれますが、毎回その指導係と同じシフトとは限りません。

基本的な業務の流れやご利用様の情報は教えてもらっていても、マニュアル通りにいかないのが介護の仕事です。

介護の方法も介護士によって違ったりするので、教えてもらった事を別の先輩職員とシフトに入っている時に行うと「それはやり方が違う!」と言われて混乱することもありますよね?

「誰に教えてもらったの!?」と聞かれても、「教えてもらった先輩介護士に悪い…」と思い、弁明できないのも新人時代の「あるある」なのかもしれません。

業務が忙しいと質問するタイミングを逃したり、職人気質で仕事は見て覚えろと言うタイプから、手取り足取り丁寧に教えてくれるお母さんタイプまで様々な職員いるので、「介護現場の人間関係の難しさ」は誰もが経験することでしょう。

辞めたい原因②「ご利用様とコミュニケーションが取れない」

ご利用様の中には新人介護士に介護されることを極端に嫌う方もいらっしゃいますよね。

食事介助、オムツ交換、入浴介助など直接身体に触れられる事を嫌がったり、ナースコールが鳴ったので居室へ行くと「あなたには分からないから他の人を呼んで」と言われ、ガッカリすることも…

色々なご利用者様がいるので仕方がないとも言えますが、

「一生懸命仕事を覚えたい!」
「ご利用様の事を知りたい!」

と頑張っている新人のときだからこそ、拒否されて落ち込んでしまうことも多いのかもしれませんね。

辞めたい原因③「とにかく仕事量が多い」

介護の仕事は直接ご利用様と関わる介護業務の他にも、施設内の委員会活動や勉強会研修会などが勤務時間外に行われる事もあります。

新人の頃は特に勉強会・研修会への参加も多く、さらに、参加した後はレポートの作成に追われたりと、

慣れない毎日の中で、「休みの日まで仕事を行わないといけない」ときもあり、思わず、「もう辞めたい…」と思ってしまうこともあるのでしょう。

実際に介護を1年目で辞めるってどうなの?

介護職の現場では1日勤務しただけで翌日から来なくなってしまう人や、半年近く勤務していながら、急に勤務中に早退してそのまま退職してしまう人もいます。

「この仕事は自分に合わない」、「腰を悪くして仕事が続けられない」、「仕事量と給料が見合っていない」などの理由から、退職される人も多いです。

人手不足の介護業界では、1年以内に職場を離れても、次の職場を見つけること自体はさほど難しくはないでしょう。

ただし、辞めるときには職場の人に迷惑をかけない辞め方を心がけましょう。

退職の理由は事情は人それぞれだと思いますが、突発的な退職などはシフトに穴を開ける事になり、残されたスタッフやご利用様にも多大な迷惑がかかってしまいます。

辞めたいと思ったら、きちんと手順を踏んで、退職の準備を進めていきましょう。

介護をすぐに辞めたくなってしまった時に考えてみたい3つのこと

①「1年間・2年間など期限を決めて頑張ってみる」

自分の中で、「ここまでは頑張ろう!」と期限を決める事で、気持ちを立て直す事もできると思います。

辞めることが周りに広まると居づらくもなってしまうので、このことは自分の胸の中だけに秘めておくことをおすすめします。

②「目標になる人を見つけて、できる限りのスキルを吸収してみる」

スタッフの中には自分の目標となる人が、どこの職場にも1人2人はいるものです。

例えば、ご利用様の心に寄り添い介護をしている人や、忙しい時も常に笑顔を絶やさない人、盛り上げ上手でレクリエーションが上手い人など、素敵な長所を持っている方は周りにいませんか?

「自分もこういう風になりたいな」と目標になる人を見つけ、少しずつその人の良さを吸収してみてはいかがでしょうか?

目標ができることで仕事への集中力も高まりますし、自分のできることが増えてくると、だんだんと仕事への興味も深まってくると思いますよ。

③「ご利用様の笑顔を思い出してみる」

介護の仕事をしているとご利用様の存在が大きな心の支えとなります。

発語の少ないご利用様に毎日声掛けをしていたら発語が増えたり、下半身麻痺のあるご利用様と歩行訓練をしていたら、車椅子を使わなくても過ごせる時間が増えてきたり、

オムツを使用されているご利用様もトイレ誘導していたらトイレで排泄できるようになった等、このようなことは1日・2日でできるようになることではありません。

辛くなったときは、好きな利用者様のことを思い出してみることで、「自分も頑張ろう!」と思えたり、「もっと一緒に過ごしたい」といった気持ちになれるかもしれません。

こんな時は要注意!早めの退職も視野に入れておいた方が良い場合とは?

①「職場で悪質な嫌がらせやいじめに遭っている」

職場によっては陰湿な嫌がらせや、いじめがある場合もあります。

「職場でこんな状態になっていませんか?」

・仲の良いスタッフ同士がシフトに入っていて、自分達は仕事もせずにナースコールが鳴ってもお喋りして仕事をしない
・身体の大きな方の対応や暴言暴力のあるご利用様の対応を新人ばかりに押し付ける
・ナースセンターにこもりカルテを記入してるふりをしてフロアーには出てこない

などの問題を抱えているときは、信頼できる人に相談するか、解決が難しい場合は職場を変えることも視野に入れておきましょう。

②「ご利用者様の大事な情報を伝えてくれない」

例えば、体調不良で入浴中止やお薬が処方されているのに、伝えてくれないので入浴させてしまったり、業務上、必要な情報が伝わってない場合は、重大な事故に繋がる恐れもあります。

職場全体の問題と言えますがが、まずは上司へ相談することが大切です。

それでも改善される見込みがないときは、大事故につながる前に職場を離れた方が良いでしょう。

介護の仕事は今の仕事が全てではない

介護の職場には特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム、老人保健施設、デイサービス、訪問介護等様々な職場があるので介護職は選択肢が沢山あります。

今の職場が自分に合わなくても、別の職場ではまた違った景色が見えてくることもあるかもしれません。

1つ目の職場で介護そのものが嫌になっている方は、職場を変えて気持ちを切り替えたり、介護士として自分を成長させるチャンスだと思います。

まとめ

介護の仕事をしているとストレスも多く、思わず、「辞めたいな、辛いな」と思うときもありますよね。

特に人と深く関わる仕事だからこそ、自分の何気ない一言でご利用様を怒らせてしまうことも。

けれど、毎日の業務は同じでも、ご利用様の状況によって反応が違ったり変化があったりと、同じ毎日とならないのが介護の面白さだと思います。

私も新人のときは辛いことばかりでしたが、辛い時こそ笑いに変える事を心がけていて、辛い事・悲しい事があった時はその事を笑い話に変えて友人や同僚に聞いてもらっていました。

食事介助をしていた時に、急にご利用様が「こんなの食べられるかー」と入れ歯を外して怒り出し、取り出した入れ歯で叩かれた事がありました。

当時はすごくショックでしたが、「入れ歯を外して叩く元気があるってすごくない?私の石頭で入れ歯割れなくて良かったー」と今では笑い話になっています(笑)

大変なことも多いかもしれませんが、辛いときは周りの人に愚痴を聞いてもらったり、できるだけ引きづらないことが大切だと思います。

「やっていて良かった!」と思える瞬間もきっと来るはずです。

頑張ってくださいね!

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